キャンプ・アウトドア・グランピングの違いについて解説
皆さんは、キャンプ・アウトドア・グランピングは何が違うのかご存知でしょうか?
「キャンプとアウトドアは同じじゃないの?」「グランピングとキャンプって何が違うの?」などなど、改めて聞かれると分からないことが多いかもしれません。
ここでは「キャンプ・アウトドア・グランピング」について、詳しく解説します。最後まで読んでいただければ、その違いが分かるはずです。
興味のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
キャンプの定義と特徴
キャンプと聞くと、学生時代の林間学校を思い出す方も多いかもしれませんが、キャンプとは野外で一時的に生活することを指します。もともとは、軍隊が一時的に滞在する場所という意味でした。
自然環境の中、自分でテントを設営したり、火を起こして飯盒炊爨(はんごうすいさん)したり、料理したり、非日常を味わえるのが特徴です。
登山や川釣りなどをして、自然の景色や植物、生き物と触れ合えるのも魅力ではないでしょうか。
アウトドアの定義と特徴
アウトドアとは「アウトドア アクティビティ」の略語で、野外で行う活動の総称です。キャンプとアウトドアは同じというイメージがあるかもしれませんが、キャンプもアウトドアの中に含まれています。
スキー、ハイキング、カヌーなど、自然の中で楽しむアクティビティはもちろん、テーマパークやドライブなどもアウトドアです。
野外で行う活動全般が含まれるのが特徴です。
グランピングとはどう違う?
そもそもグランピングとは、グラマラス(豪華な)とキャンピングを組み合わせた造語です。
その名の通り、豪華なキャンプのことで、普通のキャンプと違い、必要な道具や設備を準備する必要がないのが特徴です。
自然に触れ合いながら、初心者でも気軽に贅沢なキャンプが楽しめます。
施設や宿泊プランなどによっては、トイレやバス、冷暖房が完備されており、食材や食事も用意されているので、手ぶらで行くことができるのも魅力的です。
近年アウトドアのブームが来ている?
1990年代前半にアウトドアがブームになりましたが、2020年にもブームが到来しました。
新型コロナウイルスの影響で、観光や旅行ができなくなったことがきっかけです。
新しくキャンプ場が増えたこともあり、キャンプ人口が急激に拡大しました。
中でも、事前の準備やテントの設営など、難しいことから解放されたグランピングは特に人気で、宿泊できる施設が増加しています。
初心者でも気軽に楽しめるのは、うれしいですよね!
以前はキャンプといえば、準備が大変で難しいというイメージがありましたが、かなりハードルが低くなったのではないでしょうか。
最近では、一人で行うソロキャンプや女性グループでのキャンプを楽しむ人も増えているといいます。
実は、コロナの前から少しずつキャンプ人口が増えており、一時的なブームは落ち着いたとはいえ、まだまだアウトドアブームは続く見込みです。
キャンプ・アウトドア・グランピングの違いまとめ
今回は「キャンプ・アウトドア・グランピング」の違いついて、ご紹介しました。
キャンプとグランピングはまったく違うアクティビティですが、それらを総称してアウトドアと呼びます。
キャンプの場合は準備から設営、料理や後片付けまで、すべてを自分たちで行う必要があるのに対し、グランピングは準備から後片付けまで、すべて施設のスタッフが行ってくれ、宿泊設備が充実しているところが大きな違いと言えます。
そして、アウトドアを楽しむ上での一番の醍醐味といえば、やはり「キャンプ飯」ではないでしょうか。外で食べるご飯は、屋内で食べるよりも不思議と美味しく感じるものです。
近年のブームを受け、「キャンプ米」なども販売されています。
気になった方はぜひチェックしてみてください。