グローバルに広がる日本のお米!世界各国で食べられているのを調べてみた

 
和食ブームやインバウンドにより、日本のお米は海外のいたるところで食べられています。

食味の良さや品質の高さが評価され、外国産の日本米がつくられているほどです。

日本のお米は水分含有量が高く、香りやもちもちした食感、独特の甘みが人気だといいます。

海外で日本のお米がどのように食べられているのか、私たち向山商店が調べてみました!

 アメリカ:SUSHIの次はONIGIRI

アメリカでお米といえば、カリフォルニアロールが有名ですが、最近ニューヨークやロサンゼルスでは『おにぎり』ブームがきています。

日本米でつくられたおにぎりは腹持ちがよく、サンドイッチのように片手で食べることができ、持ち運びに便利で冷めても美味しいと、専門店では行列ができるほどの人気ぶりです。

グルテンフリーやヴィーガンの方でも手に取りやすいとされています。

カリフォルニアロールのように、アメリカ生まれのONIGIRIを日本で食べる日がくるかもしれませんね。

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イギリス:カツのないカツカレーがブーム?

日本ではあまり知られていませんが、イギリスでは2年ほど前から日本式の『カツカレー』がブームになっています。

イギリスはインドを植民地化していた時代があったため、古くからカレーは親しまれてきた料理のひとつです。

そこへ、日本・アジア食チェーンのレストランが日本の『カツカレー』を広めました。

カツが入っていなくても日本式カレーをカツカレーと呼び、インドカレーやタイカレーと区別しています。

ちなみに、カツが入っている場合はトンカツではなく、チキンカツです。

イギリスではカレーとして、日本米が食べられているんですね。

タイ:日本米は高級食材

2022年、タイでは日本食レストランの店舗数が5,000店を突破するなど、日本食人気が続いています。

食に対する健康志向の高まりや訪日経験により、ヘルシーで野菜が豊富な日本食を好む人が増加しています。

しかも、タイ風にアレンジされた日本食ではなく、日本と同じクオリティの日本食を求める声が増えており、三万円ほどする日本料理のコースも人気だといいます。

日本のお米は高品質で安全、食感がもちもちして独特の風味があるところがタイでは人気です。

今後もタイでは日本米ブームが続くと予想されています。
 

ブラジル:日系人だけでなく、非日系人にも人気の日本米 

ブラジルでも近年、日本食がブームになっており、サンパウロ市内だけでも1,000を超える日本食レストランが存在します。

以前は日本食といえば寿司でしたが、現在はブラジルでも日本風のカツカレーが大人気なんです!

寿司、ラーメンに次ぐブームになると期待が高まっています。

もともと日系人が多いブラジルでは和食店が多数ありますが、自宅で調理する人も多いといいます。

日本食を食べる頻度も週二回以上あり、日本食がかなり浸透しているといえます。

 日本米はおいしいだけでなく、食感や甘味、柔らかさなどが外国産のお米とは異なる点であり、人気の理由です。
 

オーストラリア:寿司の次に人気なのは日本酒

オーストラリアでも日本食は人気があります。今や、需要に供給が追い付かないほど、お寿司屋さんがあるといいます。

そんなオーストラリアで現在人気なのが、お米をつかった日本酒です。

濃い味付けの西洋料理に、日本酒が合うことで好まれています。毎年『サケフェスティバル』が開催されるほどです。 

まとめ

今、世界的に健康に対する意識が高まっていることもあり、ヘルシーで高品質、安心安全な日本食や日本のお米に注目が集まっています。

物価高騰や円安も追い風となり、日本米の輸出も増加しています。今後も海外で日本米のブームは続くでしょう。

ただ、残念なことに、日本では若い世代を中心にお米の消費量が年々減っているのが現状です。

私たち向山商店は、今後もお米の持つ魅力や良さを紹介し、国内外問わず多くの人がお米を食べるきっかけになれたらと思っています。