【2024年最新離乳食ガイド】赤ちゃんの初めてのお米!
日本人の主食である『お米』は、赤ちゃんが初めて食べる離乳食としてもおすすめです!
主食には、パンや麺類もありますが、日本ではお米(おかゆ)が推奨されています。
どうしてお米がおすすめなのか、最新の離乳食事情はどうなっているのかをご紹介します。
離乳食にお米が推奨される理由
①アレルギー症状を引き起こしにくい
まず、お米は他の食材と比べ、アレルギー症状を起こしにくいです。
消費者庁が発表する『食物アレルギー表示推奨品目』にもお米はありません。
そのため、厚生労働省が策定している『授乳・離乳の支援ガイド』でも、おかゆから離乳食をはじめることを推奨しています。
②栄養成分が豊富
お米の主な成分である炭水化物は、脳や体を動かすエネルギー源です。
日々成長していく赤ちゃんにとって、欠かせません。
他にもタンパク質やビタミン類、ミネラル類などの栄養素を含んでいます。
③消化吸収が良い
お米は消化吸収がゆっくりで腹持ちが良いですが、おかゆは消化吸収が早いため胃腸に負担がかかりにくいです。
④甘みがある
お米には自然な甘みがあるため、赤ちゃんでも食べやすい食材といえます。
⑤他の食材と合わせやすい
大人の食事からもわかるように、お米は肉や魚などのおかずとの相性が良いですよね。
赤ちゃんの月齢に合わせ、野菜や肉、魚などを食べる時にも合わせやすいです。
離乳食にお米を選んだ時の進め方
お米からつくられるおかゆは、栄養素が豊富でアレルギー症状も引き起こしにくいため、初めての離乳食に推奨されていますが、大人が風邪を引いた時に食べるおかゆとは違います。
一般的に離乳食は生後5〜6ヶ月頃から始め、生後12〜18ヶ月頃に完了するとされています。
ただし、これはあくまでも目安であり、赤ちゃんのペースに合わせて進めるのがよいでしょう。
【離乳食初期:生後5~6ヶ月】
お米1に対し水10で炊いた10倍がゆを裏ごししてすりつぶした『つぶしがゆ』からスタート。
【離乳食中期:生後7~8ヶ月】
お米1に対し水7で炊いた7倍がゆへと進めます。
この頃になると、歯が生え始める子もいるため、噛む練習や歯ざわりなどを楽しめるようになります。
【離乳食後期:生後9~11ヶ月】
大人が食べるおかゆと同じ、お米1に対し水5で炊いた5倍がゆへ進めてもOKです。
【離乳食完了期:生後12~18ヶ月】
完了期には、お米1に対して水2~3で炊いた『軟飯(なんはん)』が食べられるようになります。
離乳食の便利グッズ
最近は、共働きのご家庭も増え、大人の食事とは別に離乳食をつくるのも大変です。
そんな悩みを解決してくれるかもしれない便利グッズをご紹介します。
おかゆカップ
炊飯器に入れるだけで、ご飯と一緒におかゆがつくれるカップです。
カップは耐熱ガラス製で、煮沸消毒もできるので衛生的です。
ご飯が炊き上がってからおかゆをつくる必要がないので、時短になりますね!
離乳食調理セット
エジソンママから発売されている『ママごはんつくって』は、離乳食づくりに必要なすりつぶす、こすなど必要な機能を備えた1台7役の調理セットです。
これひとつあれば、離乳食以外にも重宝します。
この他にも、離乳食アプリや離乳食に特化した宅配サービスなど、便利なサービスが充実しています!
ご家庭にあったサービスやグッズを活用してみてくださいね。
まとめ
古くから日本人の主食であるお米は、赤ちゃんが母乳やミルク以外に初めて食べる離乳食としてもおすすめです。
毎日食べるものだからこそ、栄養面でもアレルギーの面でも、安心・安全なお米を選びたいですね!