お米の消費量が多い国とは?世界のお米ランキングを紹介

お米の消費量ランキングには「国単位の年間消費量」のほか、ひとりが1日にどのくらいお米を食べたかという「個人消費量」の2種類があります。

国単位のお米の消費量で比較すると、人口の多い中国やインドなどがトップです。

その一方で、個人消費でみるとバングラデシュやラオス、カンボジアなど、あまり馴染みがない国々が上位にランクインしているのをご存知でしょうか。

今回は、お米の消費が多い国ランキングと、お米文化や料理をご紹介します。

日本の順位を予想しつつ、ぜひあなたの「食べてみたい!行ってみたい!」を探しながらご覧ください。

お米の消費が多い国ランキング

ではまず、お米をたくさん食べている国をご紹介します。

1位 中国
2位 インド
3位 インドネシア
4位 バングラディシュ
5位 ベトナム

9位 日本

日本は世界で見ると消費量は9位と、よくお米を食べている国だということがわかりますね。

お米の個人消費が多い国ランキング

トリップアドバイザーの公開情報をもとに、お米の個人消費が多い国をみてゆきましょう。

1日の一人分のお米消費量はコンビニのおにぎり(約45g)換算で、おおまかに表示しています。

1位 バングラデシュ(おにぎり10こ以上)
2位 ラオス(おにぎり10こ)
3位 カンボジア(おにぎり9〜10こ)
4位 ベトナム(おにぎり8.5〜9こ)
5位 インドネシア(おにぎり8こ)

50位 日本(おにぎり2.5こ)

日本は50位ときくとかなり低く感じますが、おにぎりで考えると2.5個としっかりお米を食べていることがわかります。

お米消費量の多い国の米料理

ここからは、それぞれの国のお米文化をみていきましょう。

インドネシア

香辛料が豊富な島国で、日本ではお米やエビ、鶏肉などを炒めた「ナシゴレン」がよく知られています。

朝食ではココナッツミルクやピーナッツなどを加えた、優しい味の「ブブール」というおかゆが定番です。

バングラデシュ

パラッとした「バット」というお米や、炊き込みご飯の「ビリヤニ」が主流で、毎日驚くほどたくさんお米を食べています。

インドと近いこともあり、卵や野菜、魚や肉などのカレー「トルカリ」がよく食卓にのぼりますよ。

中国

中国は稲作発祥の地で、朝食にはさまざまなおかずをのせたお粥が食べられています。

日本でも有名な四川料理や広東料理など地域によって食文化が違うものの、主に中国南部にお米を使ったレシピがたくさんありますよ。

ラオス

海のない内陸国で、粘り気の少ないもち米の「カオチャオ」が主食です。

魚醤とライムで味付けした「ラープ」というミンチと香草の料理や、「カオピアック」というあっさりした米粉麺も定番料理ですよ。

カンボジア

カンボジアではお米のことを「バーイ」とよび、甘辛の味付けのクメール料理がよく食べられています。

特に魚や肉、野菜に香辛料とココナッツミルクを加えた「アモック」は、甘いカレーのようで日本でも人気が高いひと皿です。

ベトナム

日本でも認知度の高いあっさりした米粉麺の「フォー」は、ベトナムの朝食の定番です。

他にも、米粉にターメリックを混ぜて焼き、野菜や肉を包む「バインセオ」や、パリパリのライスペーパーが美味しい「バインチャン」など、思わず食べたくなるレシピがたくさんあります。

世界のお米料理にチャレンジしてみよう!

お米の個人消費量が多い国では、主食としてお米を食べるだけでなく、麺やチャーハンなどさまざまなレシピにアレンジされた米料理がつくられています。

人気の「ナシゴレン」や「フォー」のほか、バングラデシュの「ビリヤニ」やラオスの「カオチャオ」など、あなたの知らないお米料理は世界にまだまだたくさんありますよ。

ぜひこのお米の個人消費が多い国ランキングを参考に、気になったお米料理にチャレンジしてみてくださいね。

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