ダイエットにお米はNG?きれいで健康的にごはんを食べる方法を伝授
ダイエットで「まずは普段のお米の量を減らす」という方は多いのではないでしょうか。
なかなか運動する時間を確保できない現代人は、食事制限で体重を落とそうと考えがちです。
しかし、お米の摂取を極端に控えると思わぬリスクが生じます。
この記事ではお米の栄養素を把握して、きれいで健康的になるための食べ方を伝授します。
お米ってどんな栄養があるの?
お米は約77パーセントが炭水化物で構成されており、残りの23%にはタンパク質や食物繊維、ビタミンやミネラルといったさまざまな栄養素が含まれています。
お米の主成分である炭水化物は「エネルギーの源」とも呼ばれ、私達人間が活動をおこなう上で欠かすことができません。
炭水化物が不足すると、脳や神経に栄養が行き届かなくなり、注意力や判断力が低下したり、疲れやすい体になってしまいます。
そのため、成長期のお子様や仕事がある方は、できるだけ朝からお米を摂取することが大切です。
お米の詳しい栄養素については「お米の栄養素を徹底解説!」の記事を参考にしてください。
ダイエット中はお米を控える人が多いのはなぜ?
近年「炭水化物ダイエット抜きダイエット」が流行っており、お米を控える方が増えています。
確かに炭水化物の摂取を控えると「中性脂肪」が分解され、体内に溜まっている脂肪が燃焼されます。
しかし脂肪燃焼の開始まで約2週間〜3ヶ月かかるため、炭水化物を抜いたからといってすぐに効果を得られるわけではありません。
お米を控えて一時的に体重の現象がみられた場合「効果があった!」と勘違いされがちですが、実は炭水化物を急に食べなくなるとかえって太りやすい体質になり、健康に悪影響を及ぼすことがわかっています。
お米のこんな食べ方には注意!
お米を急に食べなくなるとどのようなことが起こるでしょうか。
実はお米など炭水化物を急に抜くと、脳が危険を察知して身体を脂肪を溜め込む「飢餓モード」に切り替え、太りやすい体質に変わってしまいます。
たとえ炭水化物を控えて多少痩せたとしても、太りやすく少しの食事で脂肪がつく体質に変化してしまうため、極端にお米を食べるのを止めてしまう行為はとても危険です。
不健康な体にならないためにも正しい量のお米を食べながら、健康的なダイエット方法を実践するようにしましょう。
ダイエット中の正しいお米の食べ方
それでは美容目的ではどのようにお米を食べることが好ましいのでしょうか。
ダイエットを始めようと思った際に一番心がけたいことは「お米の摂取はなくさず、少しずつ量を減らして食べる」ということです。
例えば、朝・昼・晩に白米を食べている場合、「昼だけご飯ではなくサラダに置き換える」や「3食のご飯の量を50グラム減らす」といった方法がとても有効的だといえます。
この方法をとることで、体質を変えることなく健康的に体重を減少させることが可能です。
きれいで健康的にお米を食べるには!
ごはんの重さは、平均的にお茶碗1杯で約150グラムだといわれています。
白米の量を減らして美容効果を得たい場合は、まずご飯を3分の1減らしてみることがおすすめですよ。
体重の減少が期待できる「炭水化物ダイエット」は、上述のように白米の量をうまくコントロールして正しい方法で取り組むようにしましょう。
また、健康的にお米を食べたい方には白米以外にも「玄米」や「雑穀米」もおすすめです。
お米を食べる量を変えたくない方や、美容・健康目的でお米を食べたい方は、ぜひ一度お米の種類をご紹介した「もち米・古代米・玄米など美味しいコメの種類を徹底解説」の記事もご覧ください。