冷やごはんダイエットとは?痩せる理由や正しいやり方を徹底解説!

「冷ごはんダイエット」は、手軽で健康的に痩せられることで近年大注目のダイエット法です。

炭水化物抜きダイエットが流行って「白いご飯=太るもの」「ダイエットの敵」と誤解している方も多いのではないでしょうか。

ですが、実は「冷ご飯」にはダイエットの効果が期待できるのです。

今回はそんな気になる「冷ごはんダイエット」について、詳しく解説しました!

冷やごはんダイエットとは?

「冷ごはんダイエット」とは、簡潔に言えば「冷ご飯を食べる」ダイエット法のことです。

炊きたてのご飯を冷ますだけなので、手軽でストレスフリーなことから人気が高まっています。

では、温かいご飯ではなく、冷めたご飯を食べることがなぜダイエットに繋がるのでしょうか?

痩せる秘密は「レジスタントスターチ」

「レジスタントスターチ(難消化でんぷん)」は、食物繊維と同じような働きをしてくれる、ダイエット効果の高い栄養素です。

レジスタントスターチはもともと「炊きたてご飯の炭水化物」が冷めて変化した栄養素で、常温で1時間冷ましたご飯は炊きたてご飯の約1.6倍もレジスタントスターチが増えることがわかっています。

ここでは、冷やご飯に含まれるレジスタントスターチのダイエット効果について詳しく見ていきましょう。

腸内環境を整える

レジスタントスターチは、糖質の吸収を抑える「水溶性食物繊維」整腸効果のある「不溶性食物繊維」の2つの働きを兼ね備えています。

また、レジスタントスターチは小腸で消化されずに大腸までしっかり届くので、腸内の善玉菌を増やし、便秘の改善が期待できます。

満腹感が得られる

冷ご飯は温かいご飯に比べて食感が硬く、自然とよく噛むようになります。

そのため満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防いでくれ、空腹を感じにくくする効果も期待できます。

脂肪の蓄積予防

レジスタントスターチを含んだ冷ご飯は消化吸収されにくく、温かいご飯よりもカロリー量が低いです。

さらに、レジスタントスターチは体内で脂肪が合成されるのを抑制する働きがあり、体内に余分な脂肪が蓄積されるのを防止してくれます。

そのほか

この他にも、レジスタントスターチには血糖値の上昇を抑制したり、美肌効果があったりと嬉しい効果が盛りだくさんです!

冷やごはんダイエットの正しいやり方

冷やご飯ダイエットは、いつも食べている温かいご飯を冷ご飯に変えるだけです。

ポイントは「①水を少なくしてご飯を硬めに炊くこと②タイミングは夕飯がベスト③炊いたご飯を常温で冷ますこと」の3点です。

冷やご飯に抵抗がある方は、まずお茶漬けやカレーに冷やご飯を使うことから始めてみてくださいね。

冷やごはんダイエットの注意点

辛い食事制限がない「冷ごはんダイエット」にも注意点があります。

まず1つめは、温めないことです!せっかく増えたレジスタントスターチは、温めると元の量に戻ってしまいます。

2つめは、急激に冷やさないことです。レジスタントスターチは時間をかけて冷めていく間に増えるので、常温でゆっくり冷ましましょう。

3つめは、食べ過ぎないことです!いくら太りにくいとはいえ、大量に食べるのはNGです。夜中に食べるのもおすすめできません。

ごはんはダイエットの味方!

ご飯には糖質や食物繊維など健康に重要な栄養素がたくさん含まれているため、無理な食事制限でご飯を抜くと、便秘や肌荒れの原因になってしまいます。

ダイエットに挑戦する方は、ぜひ今回ご紹介した冷やご飯ダイエットで健康的に太りにくい体質づくりをしてみてくださいね!

きれいで健康的になれるお米の食べ方について、詳しくまとめた「ダイエットにお米はNG?きれいで健康的にごはんを食べる方法を伝授」の記事がありますので、ぜひそちらも併せてご覧ください。