正月太りにサヨナラ!お米を上手に取り入れる方法

おせち料理にお雑煮、お鍋にお酒…お正月は美味しい料理を食べる機会が増えますよね。食べる量が増えると、一緒に増えてしまうのが体重です。

昔はすぐに戻ったのに、年々体重が減らない、体型が戻らない、とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は正月太りを解消する方法をご紹介します!

たくさん食べて太ってしまった、という方はぜひ参考にしてくださいね。 

人はなぜ太るのか?

「太る」とは、端的に言うと体脂肪が増えることです。体重が増えることだと思いがちですが、もし筋肉が増えて脂肪が減っているのであれば、太ったことにはなりません。

水を飲んで一時的に体重が増えても太ったわけではないし、サウナに行って少し体重が減っても痩せたわけではないんです。

食べ過ぎて「摂取エネルギー」「消費エネルギー」を上回ると、残ったエネルギーは貯蔵されます。貯蔵されたエネルギーが体脂肪に変わるため、太ってしまうのです。

お正月は特に、実家や旅先でごちそうを食べたり、家でゴロゴロしたりすることが多くなり、どうしても消費エネルギーより摂取エネルギーが増えてしまうため、太りやすくなってしまいます。

体脂肪を減らす食事とは?

摂取エネルギーを減らして手っ取り早く痩せたいからといって、食事を抜くのはおすすめできません。一食でも抜いてしまうと体が飢餓状態になり、次に摂取した食べ物を脂肪としてため込みやすくなります。

ダイエット中は食べることに罪悪感を抱く方も少なくありませんが、栄養バランスの取れた食事を三食きちんと食べることが大切です。

意識して摂りたい栄養素の一つ目は、タンパク質です。タンパク質は、筋肉量を増やして基礎代謝を上げるのに欠かせません。

食物繊維も積極的に摂りたい栄養素です。食物繊維は糖の吸収を遅らせ、血糖値の上昇を緩やかにしてくれるので、脂肪がつきにくくなります。

ビタミンやミネラルも、糖質や脂質をエネルギーに変えてくれるため、バランス良く摂りましょう。

食べる時にはよく噛んで、早食いや、ながら食いは禁物です。満腹感を得ることができず、食べ過ぎの原因になります。

お米は太る?上手な取り入れ方とは

お正月太りを解消するためには、どのような食生活にすればよいのでしょうか。

栄養バランスの取れた食事をするためにおすすめなのは、お米です!お米は太ると思われていますが、実は太る食べ方と太らない食べ方があります。

太らない食べ方とは

炭水化物を始め、タンパク質や食物繊維、ビタミン、ミネラルなどお米はとても栄養が豊富です。そのため、玄米や雑穀を交ぜて炊いたり、肉や魚などのタンパク質が豊富な食材、野菜やきのこなどの食物繊維が豊富な食材と一緒に摂ったりすることで、栄養バランスの取れた食事になります。

さらに、炊きたてよりも冷めたご飯がおすすめです。冷やご飯に多く含まれるレジスタントスターチという難消化性でんぷんは、大腸まで届いて食物繊維と同じ働きをするため便通の改善に繋がります。お米は、ダイエットの大敵である脂質も少ないんですよ。 

太る食べ方とは

夜遅い時間に食べる。空腹時に大量に食べる。揚げ物など脂質の多い食べ物と一緒に食べる。ことが挙げられます。

白米を抜いて、脂質や糖質の高いおかずだけ食べたりするのは逆効果です。

正月太りにサヨナラ!お米を上手に取り入れる方法まとめ

年末年始に食べ過ぎて、体重や体脂肪が増えてしまったという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

人間の体は、食べた物でつくられると言っても過言ではありません。バランスの取れた食事と適度な運動で、健康的に体脂肪を減らしましょう!