トルコ屋台の絶品スナック「ミディエ ドルマ」をご紹介
トルコの屋台を歩いていると、ふと目に留まるのがムール貝に詰めた香ばしいピラフ。
ムール貝のお米詰め『ミディエ ドルマ』は、貝の殻にトルコピラフを詰め、上にムール貝の実とレモン汁をトッピングした一品です。
1個約20円〜というリーズナブルな価格で提供されています。
軽食や、しっかりした食事としても楽しめるこの料理は、若者からファミリーまで幅広い層に愛されているんですよ。
この記事では、ミディエ ドルマの魅力や作り方、栄養価に迫り、その秘密を分かりやすくご紹介します。
ミディエ ドルマとは
ミディエ ドルマは、トルコ屋台でよく見かける人気の食べ物です。
基本の作り方は、ムール貝の中にトルコ風に炊いたピラフを詰め、上からムール貝の実とレモン汁をかけるというシンプルなものです。
1個あたり約20〜50円程というお手頃な価格で提供されるため、気軽に楽しめる軽食としても、満足のいく食事としても評価されています。

おいしさのバランス
ミディエ ドルマは、ムール貝の持つ海の味と、ピラフのふっくらとしたご飯が合わさり、それぞれの良さが引き立っています。
ムール貝は、新鮮なものを使うことでプリプリとした食感が楽しめ、ピラフはバターやオリーブオイル、スパイスで香ばしく仕上げるのがポイントです。
栄養価
ムール貝には、タンパク質やオメガ3脂肪酸が豊富に含まれており、健康にも良い食材です。
また、ピラフに使われるお米は、ビタミンB群や食物繊維が豊富で、エネルギー源としても優れています。
これらが組み合わさることで、栄養バランスのとれた一品となっています。
作り方のポイント
ムール貝の下処理
- まず、ムール貝を流水でしっかり洗い、表面の砂や汚れを取り除きます。
- キッチンばさみを使ってムール貝のひげを丁寧に切り落とし、清潔な状態に整えます。
これにより、調理中に余計な苦味が出るのを防ぎ、ムール貝本来の美味しさを保つことができます。 - 貝が開くまでさっと茹でるましょう。(茹で汁はピラフに使用するのでとっておく)
- 貝から実を取り出しておきます。
トルコピラフの調理
- お米を軽く洗い、十分に水気を切ります。
- 鍋にバターとオリーブオイルを熱し、みじん切りの玉ねぎをじっくり炒め、香りが出るまで炒めます。
- お米を加え、全体に油が回るように炒めたら、サフランやターメリックなどで風味と色合いを加えます。
- 貝の茹で汁とチキンブイヨンを注ぎ、弱火で約20分間、しっかりと蒸らしてふっくらと炊き上げます。
詰め作業と仕上げ
- 炊き上がったピラフを、準備しておいたムール貝の中に均等に詰めます。
- その上にムール貝の実をのせ、最後にたっぷりのフレッシュなレモン汁をかければ完成です。
余熱でムール貝とお米が馴染むことで、全体の味わいが一段と引き立ちます。

おすすめの食べ方
ミディエ ドルマは、そのままでも十分美味しいですが、サラダやパンと一緒に食べると、より一層バランスの良い食事になります。
軽いランチや夕食の一品、またはパーティーの前菜としてもおすすめですよ。
レモンの酸味が食欲をそそり、シンプルながらも奥深い味わいを楽しむことができます。
まとめ
ミディエ ドルマは、トルコ屋台ならではの手軽で美味しい軽食です。
ムール貝の新鮮な旨味と、香ばしくふっくらと炊き上げたピラフ、そしてレモンの爽やかな酸味がマッチし、1個約20円からというリーズナブルな価格で楽しめます。
今回ご紹介した作り方のポイントを押さえれば、ご家庭でも簡単に屋台の味を再現できるでしょう!
向山商店は米屋として、毎週お米に関する記事をお届けしており、今回のミディエ ドルマもその一環としてご紹介しました。
ぜひ、お米の魅力とトルコの風味豊かな食事をお楽しみください。